私たちの想い

フェムテックやフェムケアの魅力

フェムテック(Femtech)とは、「Female(女性)」と「Technology(技術)」を組み合わせた造語。そして、フェムケア(Femcare)は「Female」と「care(ケア)」を組み合わせた造語で、どちらも社会で活躍する女性を支援するために広がっています。

例えば、生理周期や排卵日を予測する月経管理アプリや、シリコンのカップを腟の中に入れて月経血をためる月経カップ、月経血を吸収する機能を備えた吸水ショーツなどもフェムテック、フェムケア商品です。

また、“性や生殖に関する健康”という考え方には“性行動を健康に保つこと”や、“性の快楽を自分で楽しむこと”も含まれており、セルフプレジャーグッズなども体や心の健康につながっています。

日本人の「性」に対する意識について

日本人女性にとっての性はどこか後ろめたく、ネガティブなものとして捉えられる傾向にあり、日本人男性にとっての性は、アダルトなイメージが先行する方が多いとわたしは感じています。

しかし、「性」の定義は広く、以下のような内容も含まれます。

・生物学的な性(セックス)
・社会的・文化的な性別(ジェンダー)
・こころの性(ジェンダー・アイデンティティ)
・性的な指向(セクシャル・オリエンテーション)

このように、「性は〇〇だ」とはっきり定義することができないため、よくわからない=意識しない・考えないもの、となっているのではないでしょうか。

そのため、いざ身体の変化などが生じた際に戸惑ったり、よくわからず悩んでしまう方も多いと思います。

しかし、身体や心を含めた自身の「性」がわかるようになると、悩みや不安の原因がわかるため、生きやすさに繋がります。そして、友達や恋人、家族にも自分の身体、心について説明できるようになるため、コミュニケーションが取りやすくなります。

また、もっと踏み込んだ話をすると、性に対する意識が変わることは人間関係だけでなく、働き方・社会・経済のあり方にまで深く影響を及ぼします。

事実としてこのようなデータがあります。
世界経済フォーラムが発表するジェンダー・ギャップ指数では、日本の順位が146か国中116位と先進国の中で最低レベルなことや、日本社会の生理に伴う症状による労働損失が年間4911億円(医療費の負担や通院費用まで含めると6828億円)に達するという試算があるということです。

「性」に対する意識が変わることは生き方、そして働き方の変化を後押しし、経済の損失さえも軽減できると考えて良いのではないでしょうか。

なかなか話せなかった性を話せるように

女性は生理、更年期、妊娠出産などがあり、その症状は個人差も大きく、人それぞれ悩みや不安なども違います。
そのため、これらの話を周りの人と共有しづらく、仕事にも影響が出るなど、ひとりで悩みを抱えている方も多くいます。

そして、男性も女性の身体の仕組みや性に関する知識が無いせいで、「理解できない」「サポートの仕方がわからない」など困っている人は多くいます。

日本で話せる環境が圧倒的に少ない

悩みや不安を打ち明けた時、批判、否定されることはとても傷付きます。
日本人にとってナイーブなトピックである性の話は特にそうだと言えるでしょう。

それゆえに、性の悩みや不安を打ち明けた際、何らかのジャッジを恐れている方は多いのではないでしょうか。

− どう思われるだろう?
− 理解されないかもしれない。

そんな不安から、大切なパートナーや家族、友人だからこそ性について話せず悩んだ経験をしたのは、私だけではないと感じています。

しかし、性はタブーな話ではなく、むしろ一番身近な話です。性に真正面から向き合うことは身体、そして心と向き合い、自分自身を理解することに繋がり、毎日を軽やかに過ごすことができるようになります。

そのためにも、フェムテックやフェムケアを上手に利用することは有効です。

そこで私自身、国内外のフェムテック関連の企業やサービスを100社以上リサーチして気付いたことがあります。

それは、日本では商品という”モノ”にフォーカスして課題解決する企業が多いということでした。
モノで解決する課題は、生理やPMS、更年期関連が主になっており、心のケアの部分が抜けています。

そして、私は「安心して性を話せる場所」を作りたいと思っています。

一人ひとりの課題に向き合い、肯定し、理解し合えるような関係性を作ることで、安心して話せる場所は創れるはずです。

「性」のオンラインサロンとして市場を切り拓く

性という話題は、身近な人に話しにくく、また相談した際に、何を言われるか怖いなどといった不安があるからこそ、同じ悩みや理解ある人が集まる場所を作ることで、相談や解決への近道へつながると信じています。

また、オンラインサロンというクローズドな環境、かつ場所に囚われない環境にすることで、どこにいても気軽に交流が図れると考えています。

性に関する知識や情報、悩みや考えを共有し安心して話せる場の創出は、心と身体に向き合うキッカケを作り、一人一人が自分に合った商品やサービスを選択できるようになるだけでなく、人生や生き方までも選択できる力となるはずです。