こんにちは、embrace運営者のYukinaです。
さて、embraceでは3月10日(日)に第4回目となるお話し会を開催いたしました。今回のテーマは「お金について」です。
今回は私が企画と司会を、詢川華子がナビゲーターをつとめ、その他3名のメンバーが参加してくれました。
▼その時のイベントがこちら
マネー講座はハードルが高いけど、お金と向き合いたい人へ。“わたしとお金” のあれこれ【オンラインお話会】
「オープンに、素直に、お金について話せる機会を作りたい!」
わたしはカナダで専業主婦をしており、今、1歳半になる息子がいます。
息子が生まれたことで、わたしのお金に対する価値観や行動に、急激に変化がうまれています。
- これまで貯金が出来なかったのに、息子のためなら急に貯金ができるようになった。
- 子どもがいない時は、夫の稼ぎに頼っていることに、そこまで違和感がなかった。しかし今は、子どもがいるのに自分の収入がなくて、自分は責任がない親なのじゃないかと、自分を時々責めてしまう。
- お金に執着することは悪いことだと思っていた。しかし、お金に執着する= お金に関心があり、お金の使い方がわかっていて、賢い人だ、という夫家族の意見に混乱している。
- 「女性が働き稼ぎがあると、モテないし結婚できない、良い母親になれない。」と思っていたが、たくさん稼ぎがあり、夫からも愛され、良い母親である人が周りにたくさんいて戸惑っている。
元々わたしは、お金について無頓着でした。
お金の管理は今も夫がしていますし、結婚前もこだわって貯金をしたりはしませんでした。
−お金に興味を持ってはいけない
−執着してはいけない
−お金は人を破滅させる
−女性であるがゆえに稼ぎがあると、男まさりでモテない
−男性よりも稼いだり仕事を第一に頑張ると、女性らしさが失われて、良い母親にはなれない
そんな考えの元、「お金」というトピックはこれまで避けてきたように思います。
しかし、息子が生まれたことをきっかけに、価値観の変化が生まれ、「このまま避けていてはいけないのでは…?」と不安を感じるようになりました。そして、「お金ときちんと向き合ってみたい」と思うようになりました。
ところが、お金について勉強しようと思うと、インターネットにはたくさんのマネー講座で溢れています。
どれが信用できるものなのかも分からない。
お金や投資について学んでみたいけれど、しつこい勧誘や詐欺にあいそうで怖い。
そもそも自分のお金に対する価値観に自信がない…
結局は、なにも出来ずじまいで、一歩が踏み出せずにいました。
embraceのお話会は、どんなことでも自分の素直な感情で話せる場所です。
その理由は、お話し会で大切にしているルールがあるからです。
- お話し会で聞くことは、その人の正解。参加者の話を批判したり、否定したりしないこと。
- 自分の気持ちに対しても、批判したり、否定したりしないこと。正直でいること。
- 人に話す際、話したくないことは話さないこと。話せる部分だけ話すこと。「秘密です。」と答えて大丈夫!
- センシティブな内容なので、相手のテリトリーを脅かさないためにも、質問の背景をなるべく伝えましょう。
こんな場所なら、今までお金と向き合ったことのない私でも、安心安全にお金に対する価値観や想いを共有することができる。
参加者の経験談から、お金について学び、視野を広げることができる、と感じました。
オープンに、素直に、お金について話せる機会を作りたい!そんな想いから、このお話し会を企画しました。
<このお話し会の目的>
- お金についての視野や見方が広がる。
- お金について、自分の思い込みに気付くことができる。
- 「〇〇してみようかな」という、その人にとって新しい選択肢に出会える。
お金について、お話し会で経験したこと。
今回のお話し会も、ジャーナリングからスタートしました。
まずは、「自分のお金観」と向き合ってみよう!ということで、司会のわたしが参加者の皆さんに、投げかけた質問がこちらです。
数分時間を取り、ノートに書き出していただきました。
その後、自己紹介を兼ねて書いたことをシェアしました。ルール通り、言いたい範囲のみシェアをしました。
皆さんのお金に関するエピソードを聞き、どれも正解で、どれもストーリーがあって、わたしはこれだけで感動してしまいました。
その後、わたしから投げかけた質問はこちらです。
そして、この質問の背景もお伝えしました。
お金に執着する人= 悪い人、と思っていたが、夫が生まれたフィリピンでは、お金に執着する人= お金の使い方を知っている、賢い人、と見られることがあること。
お金に対して賢くいたいが、執着はしたくないこと。
どのラインが正解か分からないこと。
プレゼントなど、自分以外の人にたくさん使いたいのに、その反面躊躇してしまう自分がいること。
他の人のためにお金を使うと、自分に返ってくると聞いたが、どうしてもストッパーがかかる自分もいること。
そんな質問の背景もお話をしました。
今回のお話し会で上がった話題は、
- プレゼントに対する価値観
- お金への執着
- お金が表すもの
- お金に付随するもの
- 周りにいたお金持ちのお話し
- 離婚調停とお金
などなど…
お金に対しての視野がとても広がり、お金の本質に触れることができた1時間でした。
お金について、お話し会を終えた今、思うこと。
今回のお話し会を終えて、わたしは自分の中にある「お金にくっついているイメージ」を、一新することができました。
先ほど書いた通り、
−お金に興味を持ってはいけない
−執着してはいけない
−お金は人を破滅させる
−女性であるがゆえに稼ぎがあると、男まさりでモテない
−男性よりも稼いだり仕事を第一に頑張ると、女性らしさが失われて、良い母親にはなれない
こんな固定観念に縛られていました。
しかし今は、「その人次第だ」と思えるようになりました。
お話し会の中で「お金はその人の本来の姿を表す」というお話が出ました。
良い人がお金に執着すると、良いビジネスが生まれる。逆もしかり。
そして、お金に執着すること自体が悪いことではなく、「なぜお金に執着するのか」という理由のところが大切だと気づきました。
−大切な人を大切にするために。
−良い世の中を作っていくために。
−世界平和のために。
こんなポジティブな気持ちでお金に執着していきたいと思います。
夫にお話し会のことを話しました!
お話し会終了後、夫にお話し会のことを話しました。
わたしは心の奥底で、「自分に稼ぎがあると、女としての魅力が失われて、夫から嫌われるのではないか。良い母親で居られないのではないか」と思っていたことを正直に話しました。
すると彼からは、
「アジアの文化は、そういう考え方をする傾向があるよね。フィリピンでもそういう考え方の人いる。」
「でもオレは、ゆきなにめいいっぱい稼いでもらって、経済的に家族を助けて欲しい〜!」と言われました。
さらには「そっちの方が魅力的だし、もっと好きになると思う!だから心配しないで!」とまで…
一歩下がって考えてみると、わたしと夫の関係は始めからとても平等で、夫婦と言うよりは「パートナー」という言葉が本当にピッタリな関係です。
「女性だから」「母親だから」と言って何かを押し付けられたり、「男性だから」「父親だから」と言って何かを押し付けることは、なるべくしないようにお互い心がけています。
子育ても2人でずっと一緒にしてきた、お互い信頼できるパートナー。
だからこそ、経済面でもお互いに頼れるようになりたいと思いました。
さいごに。
質問に答えたり、他の人の話を聞いたりすることで、新たな発見や気付きを得られるembraceのお話会。
次回開催は4月7日(日)12時15分〜、テーマは「弱さやコンプレックスを曝け出そう!」です。
さらけ出す勇気、自己開示する力は、周りの人に力を与えます。そして、さらけ出した後に見えてくるものは、自分への寛容さだったり、その奥にある本当に大切にしたい価値観だったり。
自分の価値観の深掘りをしたい、そしてみんなと共有したい、という方。自分に優しくなりたい、という方。
ぜひぜひお気軽にご参加ください。
定期ジャーナリングについて
embraceでは、今後もさまざまなテーマでお話会、ジャーナリングを開催していきます。
みなさまとお会いできるのを心より楽しみにしています!
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